2015年3月25日水曜日

レボリューショナリー・ロード ~燃え尽きるまで~

2015.3.24 DVDにて視聴
レボリューショナリーロード ~燃え尽きるまで~
原題:Revolutionary Road (2008)
監督:サム・メンデス
出演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ









≪観る前のポイント(予備知識)≫

〇映画を観ない人・映画が嫌いな人でも絶対知ってる作品「タイタニック」の主演2人の再共演作。
〇監督のサム・メンデスとケイト・ウィンスレットは製作当時夫婦だった。
〇原作はアメリカでは相当有名な小説(らしい)リチャード・イェーツ著 『家族の終わりに(1961)』
〇どうやらラブロマンスではないらしい。



4番目は結構重要かも。
私はこういう話が好きなのでウェルカムなんですが、ある意味ホラーよりも怖い現実的なお話なので、恋愛映画にファンタジーやロマンスを求める人が観ると奈落の底に突き落とされるでしょう。


7年前の作品なので、タイトルを検索するだけでラストの展開やネタバレ等はすぐに出てきます。
気になってつい最後までネタバレ読んじゃった(私がそう)、結末知ってるって人でもそれによって映画の価値が下がるわけではないし、時代設定は50年代ですが普遍的な部分(あるある)が多く、結末よりも過程を見てほしいです。


私があるあるって思ったのは、夢や目標を強く持った女性にとって妊娠ほど怖いものはない。というところです。










きっと誰でも『自分は特別な人間だ』という幻想を持って大人になると思う。
TVをつけると、スポーツ選手が「夢は必ず叶う」と無責任なことを言うし、たくさんの歌手が「オンリーワン」というフレーズを飽きるほど歌っている。
幼いころから、夢や愛や家族は素敵なものだと植えつけられ、本当は自分は特別なんかじゃなくて、ただの一般人だと気が付いたときの感情や対処については誰も教えてくれない。
こういうところも、昔と今とこれからも変わらない気がします。



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